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2013/02/17

リバースモーゲージ

分割が困難な自宅の相続は相続人同士の争いにつながりやすいとよく言われますが、それならば相続させなければ争いを避けられるという考え方もできます。そして相続を前提としないのであれば自宅を担保に老後の生活資金を借り入れるという方法もあります。それが「リバースモーゲージ」です。

リバースモーゲージとは所有している不動産を担保に毎月一定額の融資を受け、死亡時にその不動産を処分することによって返済に充てるという仕組みで、民間の金融機関が取り扱っているリバースモーゲージのほか、それと同様の公的な制度もあります。大きな違いは民間の制度は比較的裕福な層を対象にしているのに対して、公的な制度は低所得層を対象としていることです。

「不動産担保型生活資金」というものが公的なリバースモーゲージにあたるものですが、利用するためには65歳以上、同居は配偶者か親のみ、市町村民税非課税世帯程度の低所得世帯、物件は単独所有か配偶者とのみ共有で、現住所に3年以上居住しており、土地の価値が概ね1,500万円以上などといった条件があります(実際には他にも様々な条件があります)。

貸付限度額は土地の評価額の70%程度で、月30万円以内、貸付期間は借受人の死亡時までの期間か貸付限度額に達するまでの期間となっています。貸付金利は年3%か長期プライムレート(年度ごとに見直し)のいずれか低い利率が適用されます。

貸付元利金が貸付限度額に達すると貸付は停止しますが、その場合も借受人が亡くなるまでは担保不動産を使用して生活することができます。限度額に達したからといって、その住居から退去しなければならないわけではありません。

色々と細かい条件をクリアしないといけませんが、自宅に済み続けながら老後の生活資金を受けられるのは大きなメリットと言えます。考え方は人それぞれですが、争いのタネになりかねないものを残すよりも、存命中も亡くなった後も面倒を掛けないことを優先する方が、相続人にとってもよい場合があるのかもしれません。

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