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2012/04/05

個人賠償責任保険の落とし穴

自転車事故など日常生活における偶然の事故により他人にケガを負わせてしまったり、他人のモノに損害を与え、法律上の損害賠償責任を負うことになった場合に、その賠償責任額を補償してくれる保険が個人賠償責任保険(特約)です。日常生活賠償責任特約といった名称で自動車保険や火災保険などに特約として付けられることも多い保険です。

以前の記事にも書いたように、自転車事故などでは場合によっては数千万円から億を超える賠償責任を負う可能性もある一方で、この保険の保険料は特約で付ける場合なら年額1,200円前後で家族全員が補償の対象になるので、できるだけ付けておくことをお勧めするものです。

但し、日常生活における偶然の事故による賠償責任であればどんな場合でも補償されるかというとそういうわけではありません。中には免責事項として補償対象外とされる場合もあります。

特に注意が必要なのは、約款の「保険金を支払わない場合」(免責)の中に、「被保険者が所有、使用または管理する財物の損壊について、その財物につき正当な権利を有する者に対して負担する損害賠償責任」といった条文があることです。

この条文に当たるケースとしては、他人に借りているモノを壊してしまった場合が挙げられます。他人に借りているということは、借りた本人(被保険者)が「使用または管理する財物」に当たり、貸主(=正当な権利を有する者)に対する損害賠償責任は補償されないことになります。

他人に借りたモノを盗まれてしまった、子どもが汚したり壊してしまったということもあるかもしれませんが、その場合はこの保険では補償されないことは注意が必要です。

尚、他人から借りたり預かったモノを壊したり盗まれてしまった場合の賠償責任を補償する保険は、「受託物賠償責任保険(特約)」あるいは受託者賠償責任保険といった名称の保険があります。
 

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