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2012/01/21

相続人の注意点

遺産相続において、誰が相続人になるかは法律で定められています。

配偶者は常に相続人となり、第一順位が子(孫)。子(孫)がいない場合は第二順位の親(祖父母)が相続人となり、さらに親や祖父母がいない場合は第三順位の兄弟姉妹が相続人となります。

第一順位の子がいる場合は第二順位、第三順位の相続人に(法律上の)相続権はなく、遺産は配偶者と子で分割することになります。同じく子がいなくて第二順位の親が相続人になる場合も、遺産は親と常に相続人になる配偶者で分割することになり、第三順位の兄弟姉妹は相続人になりません。つまり兄弟姉妹が相続人になるのは、被相続人に子・孫(直系卑属)も親(直系尊属)もいない場合です。

基本的にはこのとおりなのですが、現実の相続においては少し特殊なケースも存在します。たとえば配偶者が妊娠しているが、相続開始時点において生まれていない場合、お腹の中にいる胎児に相続権はあるのか?という疑問が湧きますが、答えは「相続権はある」です。但し、死産の場合は権利を失うので、相続人や相続割合は胎児が無事生まれるかどうかによって変わってきます。

では、結婚した相手に子ども(連れ子)がいた場合、この子どもが相続人になるかというと、婚姻だけでは連れ子は相続人になりません。血のつながりがないからです。この場合は、本人(被相続人)と連れ子が養子縁組をしていれば子として相続権を持つことになります。

逆に離婚した前妻との間に子どもがいた場合、その子どもが相続人になるかというと、これは実の子に違いはないので相続権があります。どんなに疎遠になっていたとしても、現在の家族は前妻やその子のことを知らないとしても、相続においては連絡を取って遺産分割協議書に署名・押印をしてもらわなければなりません。

また、愛人との間にできた子であっても認知していれば相続権はあります。したがって、この場合も愛人の子に遺産分割協議に加わってもらわなければなりません。但し、非嫡出子(法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子)の相続分は嫡出子の2分の1とされています。

このように思ってもみなかった人が相続人になることもあるので注意が必要です。
 

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