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2011/06/18

若い人に相続準備は必要?

先日、30代前半の女性のお客様と話をしていたときに相続の話題になりました。その中で、子どもの いない夫婦で夫に万一のことがあったとき、夫の遺産はどうなるか?ということについて話しました。

そのお客様としては、夫の遺産は妻が引き継ぐのが当然だろうと考えていたようなのですが、実はそうではありません。相続では法律で「法定相続人」というものが決まっています。配偶者は常に相続人になり、子がいる場合は配偶者と子が相続人になるのですが、問題は子がいない場合です。

この場合、相続人は配偶者と被相続人の親(直系尊属)になり、もし既に親がいない場合は、配偶者と被相続人の兄弟姉妹になります。したがって上記のように子のいない夫婦で夫に万一のことがあったとき、妻は夫の両親あるいは両親がいない場合は夫の兄弟姉妹と遺産分割協議をしなければなりません。

もちろん協議した上で、妻が全て相続するということになればそれでよいのですが、必ずしも円滑に話がまとまるとは限りません。特に相手が夫の両親ではなく、兄弟姉妹の場合はもめることも少なくないようです。

例えば、夫が長男で両親から資金援助を受けて自宅を建てていたというケース。妻としては自分の家でもあるので、その家を相続してそれまで通り住み続けたいと思いますが、夫の兄弟姉妹からすると自分たちの親が援助して建てた家を、他人である兄の妻が全て相続するのは納得いかないということもあり得ます。

この場合、夫が生前に全て妻に相続させるという遺言を残しておけば、妻は遺産分割協議を経ることなく相続することができます(親には遺留分がありますが、兄弟姉妹には遺留分はありません)。

「相続」や「遺言」というと、年老いてから考えることというイメージがありますが、実は若い人であっても相続準備はしておいた方がよい場合もあるのです。
 

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