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2010/10/13

FPの課題


昨日は広島市内でFP協会広島支部主催の「登録相談員研修」というものを受講してきました。

内容はFPとして相談を受けるときの心構えや注意点、マナーといったことで、FP協会が作成したガイドラインに沿っての解説でした。
 
受講して思ったこと、というか以前から感じていたことですが、FPが行う「ライフプランニング」には基本となる分析手法やフレームワーク、あるいは体系立てられた理論というのが欠けているような気がします。

この業界に入る前はB to Bのビジネスの世界にいましたが、たとえば企業の財務分析であれば、基本的な理論や分析の指標(ROA、ROE、PERなどなど)があります。

またマネージメントの分析や問題解決においても、学者やコンサルティングファームが考案したフレームワーク(4P、3C、SWOT、5-Forces、MECEなどなど)があります。
 
しかし、FPの世界にはこういった思考ツール、分析ツールが確立されておらず、参考となるような体系的な文献も私は知りません。

昨日の研修も「言葉遣いに気を付けましょう」、「相談者の話をしっかり聞いて問題点を正確に把握しましょう」といった話が多かったですが(それはそれで大事なことで参考にはなるのですが)、その先の話はありませんでした。

もちろん、企業経営と比べれば家計というのはある意味単純ですし、逆に各家庭の状況によって課題やリスク、目的が全く違うという側面があるので難しいところもあります。
 
しかし、FPをプロフェッショナルの業として一般の人に認知してもらうためには、FPとしての問題解決理論、分析手法というものがあるべきではないかとも思います。

FPはよく「医者」にたとえますが(FP協会は「家計のホームドクター®」で登録商標を取っています)、医者も当然患者の症状に応じて診察する項目や手順が基本的な理論としてあるはずです。その上に「経験」や独自の「勘」が加わって名医が生れるのだと思います。

貯蓄好きでとにかく節約と貯蓄を勧めるFP、投資好きで積極投資を勧めるFP、保険はとにかく保険料を安くすべきと考えて「このような可能性は低いから」としきりに保障削減を勧めるFP、色々なFPがいると思いますし、それはそれでいいと思いますが、基本はファクトベースでロジカルに思考・分析することだと思うので、「ロジカルシンキング」や「問題解決能力」もFPとして習得すべきスキルだと思います。

そのあたりも協会に期待したいところですが、まずは自分自身がもっと精進しなければいけません。。
 

2 件のコメント:

啓介 さんのコメント...

んーーーーその通りですね。


まさにFP次第って事になります。


輪切りがいいとは思えないけど、それは輪切りになれた上でのこと。

まずは統一的なものは私もいると思います。


少し経営コンサルに似ている点かもしれませんね。知識や経験のもとその人に委ねられる点が多い事が。

S.Nagao さんのコメント...

「ライフプランニング」を専門技能に高める
ためには、基礎理論の確立や事例研究の充実
が必要なのではないかと思います。

その上で各FPのスキルやセンス、経験や勘
によって差が出るのは当然かと思いますが。

それから知識だけではなく、論理的思考力や
分析する力も絶対に必要なスキルではないかと。。