広島県 福山市 尾道市 でFP (ファイナンシャル・プランナー)をお探しの方へ

Life Design Conciergeのウェブサイトはこちら

広島県 福山市 尾道市 のFP(ファイナンシャルプランナー)

2008/07/20

英国留学記(1) 日本出発~英国到着


今からもう9年前。大学3年まで終わったところで休学し、約9ヵ月間イギリスに語学留学した。この留学が自分の考え方や価値観、世界観に与えた影響は非常に大きく、自分の人生にとって重要な転換点になったと同時に、忘れがたい楽しい思い出がつまった濃く、充実した9ヵ月間であった(「もっと勉強しとけばよかった」という後悔はあるけれども・・・)。
 
英語を学ぶために留学したとはいえ、もともと英語が好きだったわけでも、得意だったわけでもない。それどころか、高校までは一番嫌いで苦手な科目だったし、唯一赤点を取った科目でもあった。どちらかと言うと英語に関しては落ちこぼれだった。だから英語に対してはものすごくコンプレックスがあり、そのコンプレックスの反動で「このままではいかん」と思って大学に入ってから高校の参考書を一人でやり直したのが英語を勉強するようになったきっかけだった。だから中学高校のときにやっておくべき基礎が全くできてなかったし、大学受験も論文だけの推薦試験だったから、受験勉強で単語や文法を詰め込むようなこともしていない。でも、そんな自分でも留学中は何とか授業についていき、就職してからは外国人を相手に英語でビジネスをして、TOEICもなんとか930点は取れたのだから、意外と何とかなるものである。
 
イギリスに旅立ったのは1999年の4月。その約1ヵ月前に大学のゼミ旅行でタイとシンガポールに行ったのが生まれて初めての海外旅行で、イギリスは2度目の海外渡航だった。
イギリスに行くのに利用したエアラインはシンガポール航空。サービスに定評のある人気のエアラインだけど、当時はそんなことは知らず、1年オープンのチケットがそこそこ安くて安心できるエアラインということで、大学生協のおばさんに勧められるままに決めた。でも乗ってみて、その1ヵ月前に乗ったタイ国際航空と比べると、やっぱり機材もサービスも食事も格段に良くて、特に食後にハーゲンダッツのアイスクリームが出てきたのには感動した。
 
ただ、東南アジア経由でヨーロッパに行くのはかなり遠回りの長旅だ。直行なら12時間程度のフライトが、約20時間のフライト+乗り継ぎの待ち時間ということになる。
関空を出発して約6時間後、まずシンガポールに到着。1ヵ月前にもいたチャンギ空港に懐かしさを覚えながら、ロンドン行きのフライトまで待ち時間が6時間ほどあったので、無料の市内ツアーに参加することにした。アジアの一大ハブ空港であるチャンギ空港は24時間オープンで、世界中のエアラインが絶え間なく離発着している。当然、乗り継ぎ客も多いけど、広い空港内は免税店が数多く並び、マッサージやトランジット・ホテル、映画館などもあって、旅行者が暇を持て余さずくつろげるようになっている。無料の市内ツアーもその一つで、長時間の待ち時間がある人は参加できる。バスに乗って市内中心まで行き、ボート・キーで小さな船に乗って川をクルーズしながら、マーライオンや高層ビルの夜景を見るという内容だった。
 
そうして暇をつぶし、いよいよロンドンに向けて出発。こんどは14時間近いフライト。この頃はまだ飛行機にも外国人にも慣れていなかったので、機内でも妙に落ち着かず、なかなか眠れなかった。そして、鮮明に記憶に残っているのが機内での朝食。CAがカートを引いてきて2つのメニューを告げたけど、オムレツは聞き取れたものの、もう1つが何を言ったのか分からない。でも、とっさに聞き返す言葉も出てこず、つい分かったような顔をして「じゃあ、オムレツ」と言ってしまった。そして、別のメニューを頼んだ隣のおじさんの方を見ると、おいしそうなシンガポール風ヌードル(焼きそばみたいなのだった)が。
「あっちの方がおいしそうだなぁ・・・」と思いながら、CAの英語を聞き取れず、とっさに聞き返すこともできなかった自分を情けなく思いながらオムレツを食べたのをよく覚えている。
 
そして、いよいよ飛行機が着陸態勢に入り、窓の日よけを上げると、薄暗いけど初めて見るイギリスの風景が眼下に広がっていた。茶色い家と緑の芝生の景色は、バンコクに到着する前に見た景色とは全く違っていて、「おぉ、ヨーロッパっぽい!」とちょっと感動した。そして機体は無事ヒースロー空港に着陸し、とうとう憧れの英国に降り立った。
 

0 件のコメント: